2011年12月5日月曜日

スマホを業務システムに使用

お客様の業務システムを開発する上で、いつも技術者に口が酸っぱくなるほど言っている言葉が2つある。
一つ目は、開発の段階から「システムが完成し、稼動している姿をイメージしなさい」と。
「システムがカットオーバーして、実際に現場で使われている姿をイメージして作りなさい」と。

情報システムは、データベースやアプリケーションソフトウェアだけを作ればいいというものではない。
・完成したシステムをエンドユーザーが実際どのようにして使うか?
・どんな人たちが、システムの、どの機能を使うか?
・日常の作業の中で、そのシステムがどんな役割をとるのか?

ソフトウェアのバグがないのは勿論のこと、レスポンスも早いに越したことはない。
そして使い勝手がいいシステムであること。
情報システムは、お客様に使われて初めて活きてくる。

そして、もう一つは「極力、情報の発生源で入力させなさい」と。
昔は伝票・原票類をPCの前に持ってきて入力するようなシステムがほとんどだったが、無線ハンディターミナルやPDA等の携帯端末、そして現在ではiPadなどのようなタブレット端末で情報が現場でインプットされるようになってきた。

どこにいても、必要な時に、必要な情報がすぐに取り出され、現場の情報がバッチ型ではなくリアルタイムにシステムに投入される。
これは国内だけでなく、世界をカバーするようなグローバルシステムでも当てはまる。

クラウドベースのシステムならばデータセンターを準備するだけでWebアプリケーションソフトは全世界で使用出来る。
いちいち現地にデータベースなどのサーバを構築しなくてもシステムは簡単に導入出来、海外の支店や顧客などから直接情報システムにアクセスし、最新の生情報を現場からシステムに投入する事が可能となる。
そのグローバルシステムの一部を担うのがスマートフォン(スマホ)だろう。

当社にもスマホを活用した、色々なシステム開発の引き合いや依頼が続いている。
携帯電話は業務システムに使いづらい部分もあったが、スマホならば十分に業務アプリに耐えられる。

スマホはホビーだけでなく、ビジネスシーンにも今後ますます関わってくるだろう。
当社はスマホやタブレット端末のビジネスユースを提案すると共に、多種多用なモバイルアプリケーョンの開発を進めてまいります。

   株式会社システム・プロモーション
    三田村 淳一

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